車椅子の役割

介護保険利用の車椅子の注意点

介護保険利用の車椅子の注意点

介護保険では、福祉用具貸与というサービスが存在します。必要に応じてケアマネジャーが判断して、福祉用具を必要とする人が利用できるように段取りをするものですが、この中には車椅子も含まれています。
ただ、この車椅子については、利用についてかなり厳重な制限がかけられているため、実際に利用が出来る人は限られるでしょう。
ここでの制限とは、要介護2以上の人が利用できるのが車椅子や特殊寝台つまり介護ベッドのことで、こうしたものは原則として利用できる人が線引きされています。
車椅子は要介護2以上の人はレンタルで必要に応じて利用が出来ますが、こうした利用は、ケアマネジャーがさらに必要だと認めなければならず、ケアプランの作成と位置付けが必須です。
したがって、利用できる人はかなり限られると考えなければなりませんし、また電動式のものの交通事故の問題もあって、慎重に使用の是非の判断がなされるものでなければならないものです。

介護におけるクッションの役割

寝たきりの人、あるいは重度の糖尿病や血管障害などを持っている人の介護において注意したいのが褥瘡です。
体重が圧迫され血流が滞りがちになったり、また全身の血液、栄養の循環がスムーズにいかないと、皮膚のその部分が赤くなってくるのが初期症状です。
ただこれが重症化してくるとその部分がただれてきてしまったり、壊死してしまったり、感染症の原因にもなることもあります。そのため介護においては、これを防ぐことが必要です。
その際に利用したいのがクッションです。あらゆる体勢で横になった際、骨が出っ張っている部分の周辺は褥瘡が発生しやすくなります。しかしその部分を浮かすようにしてクッションを置くと、体重の集中を防ぐことができ褥瘡を予防することができます。
また褥瘡予防以外にも、クッションは介護に役立ちます。たとえば自立して椅子に座るのが難しい人に対しては、背中にこれを入れてそこにもたれてもらうようにすると座りやすくなります。
車椅子を利用している人に対しても、これを背中やお尻に使用すると体重を分散できますし、本人の負担軽減にもつながります。
またクッションと本人の体の間にスペースを空けることもできるので、介護者が移乗などを行う際にも便利です。